株式会社 楮について

楮の由来Story of Kouzo

平成14年4月30日、一夜にして誕生した楮、一夜とは一体どういうことなのか。

当時29歳の若き店主遠藤崇行、今でもその時の思いは忘れはしない。


前日、平成14年4月29日、午後11時にその店の営業は完全に終わり、慌ただしく、遠藤の夢は達成に近づいていた。

これまで、この場所で6年間お世話になったオーナーから、権利譲渡の話を受け、日常業務はもちろんの事、一緒にこれからの人生を共にする仲間達に、少しでも安心して働くことのできる職場にする為に、どうすべきか考えて、行動してきた。

30歳までに自身の店を出すという夢は達成というよりも、通過点になっていた。

屋号は思いっきり背伸びした「岐阜の文化を背負い、日本中から岐阜へ、そしてこの店に来ていただけるように」、そんな志を持ち岐阜の文化である、美濃和紙の原料、楮(こうぞ)と決めた。

歴史的にはもちろん、美濃和紙にはまだまだ新しい可能性があると感じている。

生まれたての一本の木が、長い時間を経て、多くの人の手によって、想いを伝えるものに、人生に彩りを与えるものに変わっていく、

そう、楮の木に自分たちの可能性を見出したのだ。

一夜にして、如何に変化、少しの成長ができるか、それは一緒にやってきたメンバー、そして変わらずこれからも一緒にやっていくメンバーに見せられる、遠藤の覚悟である。


さぁ、平成14年4月30日、17時30分、楮の長い物語が始まった。

コウゾ
「紙麻(かみそ)」と言う語の音便より「こうぞ(かうぞ)」という語が生まれたとする説も存在しているほど、古くから和紙材料として知られており、今日でも和紙の主要原料の楮としている。 楮の皮の繊維は、麻に次いで長く繊維が絡み合う性質が強く、その紙は粘りが強く揉んでも丈夫な紙となる。古くは、檀紙は真弓紙とされているが、平安後期以後の檀紙はダンシと読まれ、楮紙とされている。 楮の皮の繊維を蒸して水にさらし、細かく割いて作った糸を木綿(ゆう)と言う。同じ字の木綿(もめん。ワタの繊維)とは別のものである。神道の祭事に用いられるが、後に紙で作られた紙垂も用いられるようになった。

コウゾ – Wikipedia

会社沿革

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岐阜市八幡町にて開業
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楮 はなれ店 オープン
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mino 本店 オープン
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mino てつめい店 オープン
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Kouzo Gifu店 オープン

会社紹介

会社概要

社名株式会社楮
所在地岐阜県岐阜市八幡町35-2
代表者遠藤崇行
資本金3,000,000円
設立平成14年4月
事業内容飲食店経営
従業員数40名
主要業態・飲食店事業
・弁当、仕出し事業
・業務委託事業